はた楽サロンコラムより第1回-なぜ企業アロマ?

はた楽サロンで、7月の後半から9月上旬までの期間、6回のコラム連載をさせていただきました。

きっかけは、マーケティングのお仕事の関連で、「組織行動診断士」を取ることになったことから始まります。

この資格は、今年の2月に立ち上がった社団法人組織行動診断士協会が認定しているもので、BBA on CLOUDというツールで

人と組織を可視化し、その結果を分析、報告、よりその企業が成長するためのご提案をするというものです。

私も、企業向けのサービスを提供させていただいていることもあり、コラムを書いてみませんか、とお話をいただきました。

頑張って書いたので、自分のブログに転載しつつ、伝えきれなかったことも追加したいと思います。

 

第1回目のタイトルは、編集の方が付けてくださったものなので、いきなり、自分の名前でご挨拶になっていたのを

掲載後に知り、ギョッとしてしまいました。個人的には、「なぜ、企業アロマなの?」というつもりで書いています。

 

第1回: 舟越美樹です、はじめまして。 

 

 コラムを書かせていただくことになった、舟越美樹と申します。
昨年、企業向けのアロマセラピーとカウンセリング、マーケティングを合わせたストレスケアのサービスを立ち上げ、現在、日夜、試行錯誤、奮闘している個人事業主です。

 

この仕事を始めてから、周囲の人に「なんで企業アロマなの? 産業カウンセラーじゃなかったっけ?」と言われます。

私は、約30年会社勤めをしてきました。そのほとんどが外資のIT系企業でのマーケティングとしての仕事です。そこでの仕事は、プレッシャーあり、リストラあり、同僚のメンタルによる休職、複雑な人間関係ありと、バラエティに富んだ毎日でした。同時に、プライベートでも、ダメージの大きな出来事がありました。そんな中で、人と話すことの大切さ、話すことができる環境の有難さを痛感し、そして、人の心の在り方に興味を持つようになりました。そして、人の話を聞くことで心の悩みの解決を援助する仕事をしたいと決意し、心理学の勉強をすることにし、認定心理士と産業カウンセラー資格をとりました。

では、何故「企業アロマ」なのか。私は、できるだけ多くの人のストレスケアのお手伝いをしたいと思っています。人がたくさん集まるところは会社です。そして、ストレスが溜まりやすいのも会社と考え、企業にアプローチすることにしました。
最近では、メンタルヘルスの問題の対策のために、産業医や産業カウンセラーが企業に入っていますが、積極的に申し込んでいる人はあまりいないようでした。それは、未だ、周囲の人からどう思われるか、評価に影響するのではないかなどの心理的抵抗があることと、カウンセリングのメリットを知らない人が多いからだと感じています。
せっかく、会社が準備してくれているのに、もっと活用する方法はないかと考えたとき、敷居を低くするために何かを介するのはどうかと模索していました。そんなとき、ホリスティックなアプローチによる自然療法としてのアロマセラピーに出会いました。ひとりひとりに寄り添い「自然治癒力を高める力」を育むサポートするというカウンセリングとの共通点と身近な印象から、アロマセラピーを選択し、セルフケアのきっかけ作りのお手伝いをすることにしたのです。